Water Tank水槽工事・施工事例
受水槽の材質は、概ね鉄筋コンクリート、鋼板、FRP製の三種類に分類されます。
また、その表面にエポキシ樹脂や、FRPですでに補修してある場合があります。
アクアボンドの水槽工事は、どのような材質の表面にも、対応できる施工方法を提供しています。
ここでは、一般的なモルタル防水仕上げの場合の防水施工例をご紹介します。
施工の概要
工事の対象 | 飲料用貯水槽(専用水道) | |
水槽の材質 | 鉄筋コンクリート製 | |
既設の防水方法 | モルタル防水 | |
工事目的 | 飲料水の保全と構造物の保護 | |
塗装対象部分 | 天井を除く5面(底版及び壁面) | |
塗装仕様 | 使用材料 | アクアボンドペイント標準品 |
塗装方法 | ゴムベラによる追い掛け2回 | |
使用量 | 1.5Kg/M2 | |
平均塗膜厚さ | 1mm | |
仮設工事 | 酸欠防止のため水槽内を強制換気。 | |
コーナーコーキング | 切り付け部分を30mm巾でコーキング | |
※止水工事、クラックの補修は漏水がなかったため不要 ※天井部分は、爆裂がひどく、漏水の危険がない場合は、通常は、施工しません。 |
施工の流れ
順序 | 工事項目 | 施工内容 |
1 | 仮設工事 | 水槽内に強制給気 |
2 | 残水処理 | 仮設ポンプによる排水 |
3 | 高圧水洗浄 | |
4 | 下地処理 | 高圧水洗浄によって、除去出来なかった表面付着物をサンダーなどで除去。 不陸調整(塗装面の凹凸が激しい場合は、アクアボンドゲルを充填) クラックをVカットして補修。 |
5 | コーナーコーキング | 底版と壁・壁と壁の切り付け部分 30mm巾 |
6 | 塗装 | ◇材料の混合 主剤と硬化剤を適正比率で混合 ◇塗装 ゴムベラで塗装面を数回強くシゴクように塗装する。 |
7 | 乾燥養生 | 常温で約6時間 |
8 | 塗装面の洗浄 | 硬化後、1パーセント以下の次亜塩素酸ソーダで表面を洗浄後、さらに水洗して、洗浄水をドレンする。 |
9 | 注水と復帰 | 注水と同時にポンプ類の起動を復帰する。 |
10 | 試験水の採取 | 注水完了後、、飲料水水質適否試験のため、試験水を採取する。 |
11 | 工事完了報告書の提出 | 工事概要書、工事写真、試験成績書。 |
施工前・塗装のご紹介
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施工前
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底版(施工前)
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底版(施工前)
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底版(施工後)
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塗装-1
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塗装-2
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塗装-3